昨年度の贈呈式の様子
野上記念法政大学能楽研究所では、毎年、観世寿夫記念法政大学能楽賞と催花賞を贈呈しています。
2019年度の受賞者は以下の諸氏に決定しました。
第41回能楽賞 ... 山本 則俊氏(狂言方大蔵流)、
小林 健二氏(能楽研究者)
第29回催花賞 ... 宇髙 通成氏(シテ方金剛流)
(過去の受賞者等はこちらからご確認いただけます)
◆観世寿夫記念法政大学能楽賞
観世寿夫記念法政大学能楽賞は、世阿弥の花の思想を体現し、常に"能とは何か"を問いつづけ、1978年12月7日、53歳で急逝した観世流の能役者、観世寿夫氏の能界劇界における業績を記念して、遺族からの寄金に基づき法政大学が1979年6月に設定しました。
顕著な業績や舞台成果を示した研究者・評論家・能役者、能楽の普及に貢献した個人・団体に贈られ、毎年命日の清雪忌に発表しています。
◆催花賞
催花賞は、「観世新九郎家文庫」寄贈を記念して設定された「服部