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【2019年度自由を生き抜く実践知大賞】真に自由な思考と行動賞「PASS(The Program“Your Awareness Saves Society”)」紹介

  • 2020年3月6日 掲載
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■受賞名
真に自由な思考と行動賞

■受賞取組
PASS(The Program“Your Awareness Saves Society”)

■実践主体
国際高等学校

■活動概要・成果
国際高のSGH(スーパーグローバルハイスクール)の1つの実践であり、社会参加活動を行うPBL型の学びである。「多文化共生」、「グローバル・キャリア」、「エンバイロンメンタル・スタディーズ」の3分野において、持続可能な社会の実現を探究する生徒主体の取り組みを行っている。
具体的には生徒が各自の関心に基づきチームをつくり、①チームで取り組む社会課題を設定し、②その解決に向けて、NPO・企業等に調査・取材を行いながら具体的なアクションを実行し、③プレゼンテーション等の発信と振り返りを行って、次の課題の再設定へと進む、という取り組みである。「総合的な探究の時間」の一部もあって、さらに放課後や夏休みに生徒が自主的に活動することが主になる。
アドバイザーなどの教員と、各領域の生徒代表から構成される会議体であるREPS(Representatives’ meeting)が協力してコーディネートし活動を推進する。ポスター発表やプレゼンテーションを実施する発表会をもち、代表者は海外プレゼンテーションに派遣されてきた。

■総長からの選定理由コメント
「多文化共生」「グローバル・キャリア」「エンバイロンメンタ ル・スタディーズ」の 3 分野を「持続可能な社会の実現」に結びつけ、課題を明確にした上で、生徒が自らの関心に基づいて自主的にチームをつくっているところに特徴がある。学校の外に取材に出るという行動、プレゼンテーションによって批評を受けるという経験などを通して自分を社会の中に置き直し、自らの知るべきことを考える習慣が生まれていると思われる。主体的な学びの模範であろう。「国際高校の学びの文化」という意識を醸成していることを評価したい。

■受賞の感想
国際高校の全生徒・教員が関わるプログラムを評価して頂けたことを大変うれしく思っております。
PASSは、生徒の目に世界がどう映っているかを問うところからスタートします。今年度は、2・3年時のReps’という活動の中心を担っている生徒が企画運営を行い、入学生に「あなたが最近もやっとしたことは何だろう?」というワークショップに参加してもらうところからプログラムが始まりました。
このプログラムの特徴は、生徒に「実際の社会課題に直面している人々・またはそれを取り巻く人々」と直接関わることを課している点にあると考えています。その関わり方には様々な方法がありえますが、例えばインタビュー、ボランティア、ワークショップへの参加などです。これにより、自分(学校を含む)と社会が連続的なものであると捉えられていなかった生徒は、自分は社会課題に関わりうる存在であると自覚するようになっていきます。
3年次には個人発表をすることになっているのですが、教員の想定を超えるような素晴らしい取り組みが何件も発表されるのが最大の魅力です。しかし、考えてみれば学校という枠を飛び出したプログラムなわけですから、教員の想像の範疇に収まってもらうようでは困るわけですね。

                     国際高等学校教諭 清水滉大

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