大賞
Webアプリ「MiNERVA」を用いたコロナ禍の安全な行事運営
小金井企画実行委員会
小金井新入生歓迎会でのMiNERVAでの参加登録風景
小金井キャンパスの新入生歓迎行事や学園祭をキャンパスに集って開催するために、新型コロナウィルス禍での行事運営の安全確保策として、独自のWebシステムを構築し、スムーズで正確な参加者の管理を実現した。スマホ・ネイティブ世代の理系キャンパス生が、コロナ禍においても充実した学生生活を可能にするために、ICTについての専門知識、技術を活用して行事の円滑で安全な運営を実現する力となった。また、そのシステムをオープンソース化して、同じ状況下にある学内外の大学生がこれを使えるようにした結果、小金井の工学展など、他団体主催の行事においても活用され、コロナ禍の学生生活の活性を支えている。自分たちのためだけではなく、同じ課題に直面した他者と連携し、課題解決の輪を広げていこうとする姿勢には、持続可能な社会の実現に貢献することを目標に掲げる法政大学憲章「自由を生き抜く実践知」の精神を体現するものとして、高く評価できる活動である。
小金井の全学生のために行事を実行していく我々にとって、コロナ禍とそれに伴う制限の中、「MiNERVA」を作成することはある意味で必須と言えるものでした。コロナ禍でさまざまな行事が中止となり、多くの学生も社会問題に対し、活動の制限を強いられていました。このまま泣き寝入りしてはいけないと考え、理系学生である我々が行えることは技術を用いた解決でした。結果的に全ての行事が安全に開催され、とても安堵しています。
我々はこれからも、自分にできることは何かを考え続けて活動を続けていきます。また、委員会以外の場所でも、委員各自が個人としてこの経験を糧に社会に貢献して参ります。
表彰式にて実践事例を紹介するプレゼンテーションの様子